園長の挨拶

 


 爽やかな季節を飛び越え、真夏の暑さを感じた5月下旬。
 子どもたちは午前中それぞれの時間で、園庭に出て、好きな遊びを見つけ楽しんでいます。そんな中で、ダンゴムシ探しは大人気。プランターの影や草の影で、真剣に探している3歳児さん。捕まえると手のひらで転がしながら、嬉しそうに見せてくれます。4歳児さんは『園長先生知ってる?ダンゴムシは、カニやエビの仲間なんだよ、先生に教えてもらったんだ』と、誇らしげに話してくれます。また、キイチゴの木では、赤くなったキイチゴを鳥が食べに来ている事や、桜の木にはミノムシが沢山ぶら下がっている事、園庭の出来事をちゃんと知っている子どもたちには頭が下がります。
 自然体験の機会が少なくなると、美しいものを見ても美しいと感じる心が育たないということも懸念されています。美しいと感じる心は、生まれた時から当たり前のように身に付いているものではなく、親やまわりの人とのコミュニケーションのなかで体験したり、学習したりして獲得してゆく感情なのです。
 6月の梅雨を迎える今、雨が降るのを疎ましく思うのではなく、この時期ならではの自然体験を子どもたちと行いながら、より沢山の事を感じ考える環境を整えていきたいと思います。そして、手洗い、うがい等の衛生面においても、子どもたちが積極的に自分の身体の事に目を向けながら、生活できるように保育を進めていきたいと思います。
 今月もどうぞよろしくお願い致します。