園長の挨拶

 


 爽やかな季節を飛び越え、真夏の暑さを感じた5月上旬、そして異例の速さで梅雨がやってきました。そんな中、晴れの日には子どもたちは、園庭に出て、好きな遊びを見つけ楽しんでいます。一番の人気はダンゴムシ探し。プランターの影や草の影で、真剣に探し、捕まえたダンゴムシをバケツに入れて嬉しそうに見せてくれたり、『園長先生、これ雌なんだよ、背中に黄色い点々があるでしょ?』と、年長さんの女の子たちが誇らしげに教えてくれます。テントウムシを見つけると年長の男の子が『これはナミテントウだよ』と、小さなお友だちに教えてくれる姿も。また、ブルーベリーの実は、黄緑から、すこし赤みがかって紫色になる事や、モンシロチョウが遊びに来ては花の蜜を吸っている事など、園庭の出来事をちゃんと知っている子どもたちには頭が下がります。
 そして、今年、園庭の桜の木にさくらんぼが大きく育っているのです。毎年1,2個しか実にならず、大きくなる前に鳥に食べられてしまうのですが、今年は沢山実になり、10個ほど大きくなっています。子どもたちと眺めながら、『早く大きくならないかな~』『どんな味がするのかな?』『みんなで食べたいね☆』と、会話を弾ませています。保育園の園庭という小さな自然環境の中ですが、沢山の事を発見し、感じ、考え、伝えあっています。保育園の中、園外保育でもそんな経験を沢山させてあげたいなと思います。
 そして、梅雨を迎えた今、雨が降るのを疎ましく思うのではなく、この時期ならではの自然体験を子どもたちと行いながら、水の大切さなど、より沢山の事を感じ考える環境を整えていきたいと思います。そして、手洗い、うがい等の衛生面においても、子どもたちが積極的に自分の身体の事に目を向けながら、生活できるように保育を進めていきたいと思います。
 今月もどうぞよろしくお願い致します。